セットアップ(その8)を終え、だんだん親しみのあるパソコンに変わってきましたね
マウスを常にメッセージボックス上に移動させたり、耳障りな警告音を消したりなど「作業に支障はないけど、変更してみると以外とありがたい」かゆいところに手が届く設定です
所要時間は20分9秒。まずは、マウスのポインターから進めましょう
(設定30)マウスポインターを既定のボタン上に移動(1分29秒)
常にマウスポインターが「OK」の上に移動してくるように設定します↓
上から3番目の「マウス」タブから「その他のマウスオプション」」をクリック↓
すると「マウスのプロパティ」画面が表示されるので、左から3番目の「ポインターオプション」タブを選択し、動作内の「ポインターを自動的に既定のボタン上に移動する」にチェックを入れて「OK」を押してください↓
この設定で「OK」ボタンを探しに行く手間が省けますよ。所要時間は1分29秒
つづいて「Microsoft Edgeをタスクバーから削除」です
(設定31)Microsoft Edgeをタスクバーから削除(35秒)
Windows10から常駐している「Microsoft Edge」ですが、ウェブブラウザはセットアップ(その8)で「Google Chrome」に変えました
PDFの閲覧も同じく(その8)で「Adobe Acrobat Reader」に変更しています
そうなるとMicrosoft Edgeのショートカットはデスクトップやタスクバーに不要ですね。削除していきましょう↓
どちらのアイコンからでも右クリックで削除できますが、今回はデスクトップ画面から行っていきます
デスクトップアイコンを右クリックし、上から9番目「タスクバーからピン留めを外す」を選択↓
つづいて下から3番目の「削除」をクリック↓
少しすっきりしましたね。アンインストールしたわけではないので、復活させたい時は「スタートメニュー」のM欄から探して右クリックしてください↓
所要時間は35秒。「Microsoft Edge」いつか使う日が来るのかな・・
はい、つづいては「ファイル削除の確認メッセージ」です
(設定32)「削除しますよ、いいですか」の確認メッセージを表示させる(28秒)
Windows10を使い始めて「おや?」と思ったことがあります
ファイルを削除する時にいつも出ていた「このファイルをごみ箱に移動しますか?」の確認メッセージが出てこないんですよね
今までは当たり前のように聞かれていたので、2段階認証みたいな感じで「とりあえず削除」していましたが、その確認がないとなるとちょっと不安になってしまいます
でも調べてみると「確認メッセージ」を表示させることができるようです
まずはデスクトップ画面の「ごみ箱」を右クリックして「プロパティ」を選択してください↓
するとプロパティ画面の一番下に「削除の確認メッセージを表示する」のチェックボックスがありますので、ここにチェックを入れて「OK」を↓
出てきましたね「このファイルをごみ箱に移動しますか?」の確認メッセージです
これで安心して削除できます(笑)。所要時間は28秒
それにしても世間一般では不要なんですかね。どんな動作でも「Yes-No-Cancel」は必須のように思いますけど
それではつづいて「システムサウンドの設定」です
(設定33)システムサウンドを「オフ」に(49秒)
Windows10でパソコン作業をしているとポロン♪といった柔らかい「システムサウンド」が耳障りに感じます
「アプリの通知」や「データの上書き保存」などでも耳障りに感じますが、音楽を聴いている時は特にダメですね
唯一Excel VBAの実行時エラーの時だけは重宝しますが、とりあえず全部消してしまいましょう
そして上から2番目の「サウンド」タブを選択し、一番下までスクロールしていくと「サウンドコントローパネル」がありますのでこちらをクリックしていきましょう↓
サウンドの設定画面が表れたら「サウンド」タブから「サウンド設定」を変更していきましょう↓
↑「Windows標準」を「サウンドなし」に変更して「OK」を
これでシステムサウンドが全てオフになりました。所要時間は49秒です
もし個別に設定を行いたい場合は、「プログラムイベント」から変更したい項目を選び「サウンド」を「なし」に変更すればOKです↓
つづいては「あ」とか「A」の画面表示をオフする設定です
(設定34)「あ」とか「A」を非表示に(16秒)
パソコン作業をしているとウィンドウを切り替える度に「あ」とか「A」が点滅表示します
今現在の入力モードが「日本語」か「英数字」なのかをその都度教えてくれる機能のようですが、目がちかちかして気になってしまいます。非表示にしましょう
タスクバーのIMEツールバーを右クリックして下から5番目の「プロパティ」を選択↓
画面下の「IME入力モード切替の通知」内にある「画面中央に表示する」のチェックを外してください↓
設定時間は16秒。最後は「エクセルのクイックアクセス設定」です
(設定35)エクセルするならクイックアクセスツールバーにこちらを追加してみては(16分32秒)
最後に「Microsoft Excel」での便利な設定です
私が毎日の業務の中で行う作業に「保存」「印刷」「行や列の挿入」「複数セルの結合や分割」などの操作がありますが、それらをショートカットアイコンとして画面上部に集約しています
この画面上部を「クイックアクセスツールバー」と言いますが、「行の挿入」や「結合と分割」については20年以上愛用している必需品ですね
キーボードでのショートカットと組み合わせると更に便利になりますが、まずはショートカットアイコンを並べていきましょう
変更前は(左から)↓
といった順に5つ並んでいます
その5つを、これから14個に変更していきましょう↓

①タッチ/マウスモードの切り替え
②クイック印刷
③印刷プレビュー
④上書き保存
⑤戻る
⑥進む
⑦行の挿入
⑧列の挿入
⑨フィルタの再適用
⑩セルの結合
⑪セル結合の解除
⑫枠の固定
⑬新しいウィンドウを開く
⑭全てクリア
変更方法は画面左上の「ファイル」から「オプション」を選択
次にオプション画面下から3番目「クイックアクセスツールバー」をクリックしてください↓
すると「クイックアクセスツールバー」の設定画面が表れます↓
まずはじめに ②「クイック印刷」です
この方法で以下③~⑭も設定していきましょう
コマンドの数が多くて探すのに苦労すると思いますが、「コマンドの選択」を切り替えながら進めてみてください
画面右に常駐していた「自動保存」は不要です。自分の意志で保存していきましょう
自動保存を選択し「削除」ボタンで外す事が出来ますよ
④上書き保存 ⑤戻る ⑥進む は既に登録されているので次の ⑦「行の挿入」へ
つづいて⑧「列の挿入」です
つづいて⑨「フィルタの再適用」です
つづいて⑩「セルの結合」です
つづいて⑪「セル結合の解除」です
つづいて⑫「枠の固定」です
つづいて⑬「新しいウィンドウを開く」です
最後に⑭「全てクリア」です
エクセルを使うなら、一度試してみる価値ありですよ
クイックアクセスツールバーの設定は以上です。所要時間は16分32秒
そして今回でWindows10のセットアップ作業もすべて終了です
(その0)から(その9)まで長い間お付き合いいただきありがとうございました
個人的には他にも「スタートメニューの編集」や「Windowsフォトビューアーのインストール」なども紹介たいのですが、個人的な好みの押し付けになってしまう要素かなとも思い外しました
また別の機会に紹介していこうと思います
チェックシートをダウンロードされる方はこちらからどうぞ↓
前回までのリンク先です
前回までのリンク先はこちらです↓
Windows10セットアップ(その0)「所要時間で進めましょう」
Windows10セットアップ(その1)「電源オン」から「パソコンの起動」まで
Windows10セットアップ(その2)「コントロールパネル」と「シャットダウン」を設置
Windows10セットアップ(その3)「パソコン操作に便利な設定」&「情報漏洩させないプライバシー設定」
Windows10セットアップ(その4)「3,4,5度目のUpdate」と「パソコン操作に便利な設定」を
Windows10セットアップ(その5)「パソコン操作に便利な設定」の続き
Windows10セットアップ(その6)「回復ドライブの作成」32GBのUSBを用意
Windows10セットアップ(その7)「HPの更新設定とUpdate」を行っていきます
Windows10セットアップ(その8)「おすすめソフトとその設定」